PRODUCT CARE INSTRUCTIONS

WHY YOU SHOULD CLEAN YOUR OMM GARMENT?
なぜウェアの洗濯が必要なのか?

OMMのウェアは、あらゆる天候においても優れた防水性と透湿性を提供できるように設計されています。これらの性能が最適かつ持続的に発揮されるには、ウェアの定期的なケアとメンテナンスが必要です。ボディオイルや日焼け止め、汗やホコリなどの汚れが表面に蓄積すると、ウェア繊維の耐久性撥水(DWR)処理の性能を低下させます。付着した汚れによって表面布地に水分子が引き込まれ飽和状態となって表面生地を濡らし、透湿性能が低下し、その結果衣服内部の湿度が上がり、結露しやすくなるのです。油分は生地や撥水加工を劣化させ、塩分は時間とともに繊維やメンブレンにダメージを与えます。OMM製品を適切に洗濯し汚れを除去することで、撥水性と透湿性が回復します。

WHEN TO WASH YOUR OMM GARMENT?
洗濯の頻度は?

ウェアの洗濯のタイミングは、ウェアの使用頻度や活動内容によって異なります。激しい運動をする場合は10日から12日ごとに、軽い運動の場合は20日から30日ごとに洗濯することをお勧めします。ただしこれに限らず、衣服が汚れているように見えたり、湿っているように感じたり、水分が染みてくるように感じたりしたら、洗濯のタイミングです。ウェアを大切にした分だけ、ウェアもあなたを大切にしてくれます。

 

HOW TO WASH YOUR OMM GARMENT?
OMMファブリックの洗濯

OMM Kamleika & eVent® ファブリックの場合は、洗剤が残留しないよう泡切れのよいフリーリンスソープまたは非洗剤のクリーニング剤をお選びください。パフォーマンスファブリック専用の洗浄剤をお勧めします。アウトドア専門店では、さまざまなブランドを取り扱っています。Grangers® Performance Wash (grangers.co.uk)などがお勧めです。こちらの洗剤は生地にやさしく、しっかりすすぐことができます。洗剤の残留物は、メンブレン生地の機能や撥水加工の機能を損なう可能性があります。アウトドアアパレル専用の洗剤を使用する場合は、製品に記載の洗濯表示に従ってください。従来の洗剤を使用する場合は、香料、着色料、蛍光増白剤、柔軟剤が入っていないものをご利用ください。酵素や界面活性剤は、効果的にすすぎをすれば問題ありません。通常の洗濯石鹸しか使用できない場合は、完全に残留洗浄化学物質を除去するために、すすぎサイクルは2回に設定してください。

HOW TO PREPARE & WASH YOUR OMM GARMENT?
洗濯前の準備

お洗濯の前に;メインジッパーを閉め、ポケットジッパーを開きドローコードの張力をすべて解放します。洗濯ネットのご利用をお勧めします。洗濯機に洗剤を入れ、ぬるま湯(30℃/40℃/104°F)で洗濯します。洗濯機から衣類を取り出して振り、余分な水分を取り除いてから乾燥機に入れます。DWRは、弱熱設定(40°C / 104°F)で40分から数分間タンブル乾燥させると最も効果的に撥水性が復活します。

 

HOW TO REAPPLY THE DURABLE WATER REPELLENT COATING (DWR)
撥水性を回復させるには

DWRは、OMMの衣服の表生地に塗布されたポリマーです。適切に洗濯し乾燥させても、以前のようにギアが水を弾かなくなってきたら、DWRを塗り直すタイミングです。Grangers®XTREME RepelスプレーやStorm Care Eco Prooferなどの撥水剤の使用をお勧めします。洗濯後すべてのジッパーを閉め、濡れた衣服をハンガーに掛け、濡れた表生地にDWRをまんべんなくたっぷりとスプレーします。次に、衣類をタンブル乾燥機に入れ、弱熱設定(30°C / 40°C / 104°F)で40分まで乾燥させます。ちなみにWash-in DWRの使用はお勧めしません。

タンブル乾燥機をお持ちでない場合は、暖房器具の上などの暖かい場所に衣類を吊るしてください(ただし衣類に接触させないようにしてください)。熱を加えることで、化学処理を繊維に定着させることができます。

 

HOW TO WASH YOUR INSULATED GARMENT
インサレーション製品の洗濯

インサレーションジャケットは、ドラム式洗濯機で洗濯することを強くお勧めします。すすぎは2回に設定し、洗濯温度は30℃に設定して、やさしめのサイクルを選択してください。衣類を裏返しにして、暖かい/中温(60℃/140°F)の設定で約30~40分、または乾くまでタンブル乾燥させます。頑固なシミを落とすには、Grangers®Performance Wash、シミの部分をスポットクリーニングし、シミの部分を10~15分間浸すか、シミ抜き洗剤でシミを消します。その後、上記の指示に従って衣服を洗濯し、乾燥させます。

 

HOW TO WASH YOUR PACK
パックの洗濯

パックは水で洗うのが一番です。手で汚れた部分をこするか、または柔らかいブラシで優しくこすります。この方法で汚れのほとんどが落とせるはずです。石鹸を使用する必要がある場合は、マイルドな純石鹸を使用するか、またはアウトドアギア用の洗浄剤を使用し、すすぎをしっかり行い洗浄成分が残留しないようにしましょう。その後パックを吊るして乾燥させます(乾燥機やその他の熱源は使用しないでください)。パックを屋外に干す場合は、直射日光を避け、陰干ししてください。通常一晩ほどで乾きますが、天候によってはもっと時間がかかる場合があります。洗濯前にバックパッドを取り外せば、乾燥時間をより短縮できます。